9月20日 ニューヨークの貴金属市場終値と1g当たりの円相場【ゴールド プラチナ シルバー】
土日はニューヨーク市場は休業 月曜日の貴金属買取相場は先週の金曜日の終値が基準となります。
ニューヨーク 2021年9月20日(月)
ニューヨークの貴金属市場 終値
GOLD / 金 1763.8 ドル 前日より- 38.1
PT / プラチナ 899.2 ドル 前日より- 7.2
SV / 銀 22.2 ドル 前日より- 1.01
NYドル/円 終値 109.4 円
この金額は市場でインゴット(金塊などの加工しやすいようにした塊)として取引されている金額になります。
1oz(トロイオンス)あたりの円価格
・1トロイオンスにドル円相場をかけます。(小数点以下は四捨五入)
1ozあたり
GOLD / 金 1763.8 ドル × 109.4 円 = 192960 円
PT / プラチナ 899.2 ドル × 109.4 円 = 98372 円
SV / 銀 22.2 ドル × 109.4 円 = 2429 円
1gあたりの円価格
1oz(トロイオンス)は約31.1035gです。
・1トロイオンスの金額を1gに変換するために割ります。(小数点以下は四捨五入)
1gあたり
GOLD / 金 192960 円 / 31.1035g = 6204 円
PT / プラチナ 98372 円 / 31.1035g = 3163 円
SV / 銀 2429 円 / 31.1035g = 78 円
チェックすべきポイント
貴金属の買取屋さんや質屋さんなどの相場金額は上記の金額に10%の消費税を加算している
1gあたり(税込)
GOLD / 金 6204 円 × 1.1 = 6824 円
PT / プラチナ 3163 円 × 1.1 = 3479 円
SV / 銀 78 円 × 1.1 = 86 円
これが当日の買取屋さんや質屋さんの買取の基準となる金額です。
インゴット(塊)と貴金属製品では価格が違う
純金や純プラチナ・純銀でも指輪やネックレスなどの状態のものはインゴットではありませんので、この価格より安くなります。
それは回収した貴金属を一旦溶かしてインゴットに製錬するため、溶かす手数料がかかるためです。
また、K18(750)の金製品やPt900などの貴金属製品の場合は純度に応じて価格は下がります。
例えばK18(750)の金のネックレスの場合は75%が金で25%は他の金属となりますので、その25%分を引いてさらに製錬する手数料を引いた金額になります。
そしてお店としての手数料を引いた金額を本日の買取価格と表記している場合が多いです。
ドル円相場の変動で価格が変わる
基軸通貨はドルですので貴金属相場もドルで決まります。
円高になると貴金属の相場が上がっても円に換算すると下がる要因になります。
逆に円安になると貴金属の相場が下がっても円に換算すると上がる要因になります。
NY貴金属市況について
貴金属市場は金は反発してプラチナと銀は下がりました。ドル円相場は円高に推移しております。中国の大手不動産開発会社の経営危機報道で金にマネーが流れた様ですね。アメリカでは21日22日にFOMCが開かれますので、その結果次第で変わるかもしれません。