【貴金属の見分け方】④磁石でくっつくかチェック 【鑑定】

貴金属

貴金属か金メッキや金張りかどうかを磁石で見分けるポイントを解説します。

貴金属を買い取るリサイクルショップなどのお店や質屋さんにアクセサリーなどの品物を持って行った際によく見る光景ですが、ほぼすべての査定担当者が磁石でくっつくかどうかを確認しています。

貴金属は磁石にくっつかない

実は磁石にくっつく金属や合金はそれほど数が多いわけではありません。
磁石にくっつく金属は鉄・ニッケル・コバルトなどが挙げられます。
基本的に純金(ゴールド)や純プラチナ(白金)や純銀(シルバー)は磁石にはくっつくことはありません。

しかしK18やPt900などの他の金属との合金の場合でニッケルやコバルトなどが含まれている場合は磁石にくっつく可能性があります。

最近はあまり見られなくなりましたが、昔のホワイトゴールドは磁石にくっつく場合もありました。ですので基本的には貴金属は磁石には反応しませんが、たまに例外もあるという事です。

また、貴金属の刻印のある留め金具(主に引き輪)が磁石にくっつく場合をよく見かけます。
これは引き輪の中の金属製のスプリングに磁石が反応していることが原因です。

金メッキや金張りは磁石にくっつきやすい

鉄は汗などが付着すると錆びやすいのでアクセサリーには不向きです。
ニッケルやコバルトは単体では使用することはほとんどありませんが、メッキ加工をする際によくこれらを使用することがあるため磁石にくっつく場合が多いです。

しかしながら、これらの素材を使用していないアクセサリーの場合はくっつかない場合もよくありますのでひとつの目安として考えてください。

磁石は100円ショップで簡単に入手できますので、ご自身のジュエリーで確認してみてはいかがでしょうか。
注意点としては近くにハードディスク関連(パソコンやレコーダーなど)のものが置いていないかどうか確認してから行ってください。
ハードディスクに磁石を近づけるとデータが消える恐れがありますので要注意です。

以上「磁石でくっつくかチェック 【鑑定】」でした。

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