【貴金属の見分け方】③ ルーペでチェック 【拡大して見るべき3つのポイント】

貴金属

貴金属を宝石顕微鏡やルーペ(拡大鏡)で確認する際に見るべきポイントを解説します。

拡大検査は貴金属や宝石を見る上でとても重要な検査方法です。
貴金属の買取店や質屋さんに行った際には担当するスタッフのルーペの使い方をさりげなく確認すると良いと思います。
新人のスタッフや経験の浅いスタッフはぎこちない動きや無駄な動きが多いです。
その場合はほかのお店に行くか後日別のスタッフのいるときに持っていく事をお勧めいたします。

貴金属を見分ける際に拡大して見るべき3つのポイント

  • 刻印の有無
  • 作り(構造)
  • 仕上げ具合(研磨)

刻印の有無


これは貴金属かどうかを見分ける一番のポイントになります。
貴金属や金メッキを表す刻印のほかにもセッティングされているダイヤモンドや色石のカラットを表す数字ブランドのロゴなどが入っている場合もあります。
貴金属製品であればほぼ品位を表す刻印はありますのでなければ貴金属の可能性は低いです。
しかしながらたまに刻印のないものも存在しますのであくまでも一つの目安と考えます。

刻印の種類や刻印の場所についてはコチラをご覧ください。



作り(構造)

貴金属か金張りや金メッキのアクセサリーの大きな違いとして販売されている金額が違います。
もちろん金張りや金メッキのほうが安いです。そのため貴金属製品と比較して作りが雑な場合が多いです。

特に石がついている場合、石の留め方を見ればわかりやすいです。

仕上げ具合(研磨)

金メッキや金張りのアクセサリー製品の場合、仕上げが雑な場合が多いです。

しかし、貴金属でも販売価格が低いものは仕上げも雑な場合がありますのであくまでも一つの目安と考えます。

3つのポイントを解説しましたが、ほかにも細かく見るポイントはあります。
しかしながらこの3つを知っておくとある程度は網羅しており素早く見分けられるようになりますので、ぜひ一度お持ちの指輪などを確認してみてください。

以上「ルーペでチェック 【拡大して見るべき3つのポイント】」でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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